晴れ間

梅雨入りしてからあまり雨もふらず、そのままもう明けようとしていますね。農作物の心配などをしてしまうスタッフiです(´-`).。oO

4月に新店舗へ移転してから3ヶ月、壁に更に商品をかけられる工夫をしたりまだ少しずつ改良中です(๑•̀ㅂ•́)و✧

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今回取り上げるのは、当店では比較的安価でお出ししている季節家電「扇風機」についてです。

扇風機といえば?

扇風機
「扇風機」と聞いて頭に浮かんだのはどんな形のものでしょうか?たいていの方は昔ながらの、羽が回転するものを思い浮かべたのではないでしょうか。

近年ではインテリア性の高い、羽なしの「タワー扇風機」が様々なメーカーから発売されています。当店でも初めて見るようなものが入荷することもございます(^^)

その一方で、依然として従来から定番の羽あり扇風機も根強く出回っており、羽ありタイプで高性能・高級モデルも増えてきています。

羽なしのタワー扇風機が目立ってきても、羽ありの従来のタイプも衰退することなく両方展開され続けていることが分かりますね(^^)

それでは、どのように選び分ければ良いか、それぞれのメリット・デメリットと合わせて見てみましょう。

なんでも最新型を選べば良いという訳ではない!

タワー型扇風機
いざインターネットで「扇風機」と検索してみると、半分くらいはタワー扇風機が出てきます。なんとなくで見てまわると、タワー扇風機の最新型のものがどんどん目に飛び込んできます。

見た目はそこまで変わらないのに、お値段も数千円〜数万円台と大きく価格が異なるものもあります。

高級機種や最新機種を購入して、その機能を使いこなせないまま・・・なんて経験はありませんか?今自分にどの程度の性能のものが必要なのか、改めて考えてみてから選ぶことをオススメします。

それでは羽あり・羽なし扇風機について、それぞれを選ぶメリット・デメリットを具体的に解説していきましょう!

タワー扇風機

タワー型扇風機
いわゆる「羽なし扇風機」のことで、縦に長くスリムなデザインが基本となります。

最近では大きめの家電もネット上で購入できますが、タワー扇風機を直接目にしたことが無い方は家電量販店などで、どの程度の風量なのか実際に確認してみてから購入するほうがベターです。

メリット

①省スペース設計

横幅を取らないものが多いので、ソファーの脇やちょっとした隙間など置き場所に困りません。上部だけでなく、土台部分も小さい仕様のものが増えてきています。

コンパクトなので、使わない季節に片付けて保管しておきやすい点も嬉しいですね。

②デザイン性

ワンルームマンションや、リビング以外の少し手狭な場所で使う場合「生活感を抑えたい」「圧迫感がないほうがいい」と考える方は多いでしょう。

黒・白でスタイリッシュなものの他、木目のものなどインテリア性の高いデザインのものが多く、お部屋に馴染むようデザインされていることがほとんどです。

③安全性

怪我
小さなお子さまやペットがいる家庭では、羽ありの扇風機はカバーの隙間から指などをいれて怪我しをしてしまう心配があります。

タワー扇風機には回転する羽がないため、その一点でこちらを選ぶ方も少なくないようです。細く長い形をしているため、転倒した際に自動で運転停止する機種などもあります。

安全に使えるのはタワー扇風機という印象は、このためかもしれませんね。

デメリット

もちろん、どんな家電にもメリットに対しデメリットがあります。

①本体が重たい

先程のメリットにあるように縦に細長いデザインなので、ある程度の重さがないと倒れてしまいます。

そのため、本体が重たいものが多く、羽つき扇風機のように片手で移動は少し厳しいかもしれません。

②音が大きい

風を作りだす構造の違い上、比較的羽ありの扇風機より音が大きいものが多いです。

時計の秒針や冷蔵庫の運転音なども気になるようなタイプの方は、羽あり扇風機で見繕ったほうが無難でしょう。

③風向きの調整範囲の狭さ

タワー型ファン
羽あり扇風機は土台から伸びている先にファンがついているので上下・斜めなど方向を微調整できますが、タワー扇風機はそうはいきません。

使う場所を頻繁に変えたり、風の向きを細々と変えたい人にはタワー扇風機は不向きといえるでしょう。

羽あり扇風機

扇風機
従来から慣れ親しんだデザインのものはこちらですね。

メリット

このタイプしか無かった時代では分かりづらかったメリットが、今になると見えてきます。

①静音設計


タワー扇風機と比べ、全体的に静かなものがほとんどです。特に近年では、DCモーターの機種でも低価格帯なものが発売され始めDCモーターのものが主流となりつつあります。

寝室で扇風機を使いたい等、静かさにこだわる方にはDCモーターの羽あり扇風機がおすすめといえるでしょう。



■DCモーターとACモーターって?
DC=常に電圧が一定で、一方向にしか電流が流れません。DCモーターの扇風機は超低速回転でも送風できるため、風量を細かく調整することができ、静音設計となっています。

AC=電圧が一定周期でプラスとマイナスに切り替わり、電流の流れる向きが常に変化します。風量の調整が「弱・中・強」のように細かく選べないほかDCモーターに比べうるさいのが難点ですが、低価格で購入することが出来ます。

②風力の幅の広さ

最大風量に関しては、羽あり扇風機のほうが基本的に強い風が出ます。また、先程お伝えしたDCモーターのものであれば超低速回転で送風できるため微風の度合いに関しても軍配があがります。

③風向の調整のしやすさ

左右はもちろんのこと、近年では斜め上、下以外にも真上にも向けられる機種が発売されています。エアコンと併用し、効率よく部屋を冷やすために扇風機を使う方が増えているためかもしれませんね。

デメリット

①デザイン性に欠ける

ソファ、テーブルなど全体的にインテリアにこだわってスタイリッシュに揃えている部屋などでは、 部屋の見た目を損なうことがあります。気になる方は案外多いのではないでしょうか。

②場所を取る

大体どの機種も、羽が30cmほどあります。このため送風部分が大きく頭をもたげる形なので、タワー扇風機のようにちょっとした隙間に差し込むように設置することは出来ません。

③収納する時もかさばる

扇風機の羽
上記と同様の理由で、使わない季節に収納するにも場所をとります。最近ではほとんどの機種は分解可能ですが、「分解しても羽が大きい」「そもそも分解してまた組み立てるのが手間」といった悩みも少なくありません。

いかがでしたか?

マルバツ札を持つ女性
どちらにもメリット・デメリットは同じぐらいあるように思えますね。

選び始める前に、まず実際にどのようなものを求めているのか一度立ち止まって考えてみるのがおすすめです◎

・寝室で使うのであれば、静音性を重視
・ワンルームのリビングで使うのであれば、部屋の角におさまりの良いタワー型扇風機
・収納するスペースがなく出しっぱなしにするので、温風も出る機種にする

といった具合に、具体的な使用シーンを想定してみると良いでしょう。

最後に

例年より早めに暑い日が到来したからか、今年は店頭に扇風機類が到着してもすぐにお迎えされていってしまいます。

Twitter、Instagramに最新の入荷情報があがっている場合が多いので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね(๑•̀ㅂ•́)و✧それでは!